VIDEOGRAM

■ 事後なんでちょっとアレなんですが…7/26(金)に開催されたパーティ"VIDEOGRAM"にVJとして参加させてもらいました。

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吉祥寺Star Pine's Cafeを舞台に総勢9組のVJが参加!ということで、映像・VJがテーマになってるけっこう珍しい、貴重なパーティです。今回これがもう光栄な事にトリを任せてもらいまして、存分に頑張らせてもらいました。いや楽しかったなー。お越し頂いた方々、SPCスタッフ、VIDEOGRAMクルーの皆々様本当にありがとうございました。お疲れさまで御座いました。



■ VJってなかなか不思議な領域の職人だなあと時々思うわけですが、まぁなんとなればクラブやそれに類する場所って言うのはそもそも基本的には音楽を聴いてお酒を呑んでーみたいな場所として始まっているわけですから、なんつうかその場所において映像って後発組だと思うんですよね。そうするとどうしても音楽ありき、というか比重が映像にはいかないっつうか、「なんかオマケのような添え物のような?」とか考えてたこともあるワケです、僕なんかも。

しかしですね、思ったわけです僕ぁ、そんなことはないなと。というのはね、いやちょっとネガティブな物言いになるんですが、過去にクラブでVJ見てて僕気分悪くなった事なんかもあったりして、一回じゃなくて何回かあって、それなんだろうって思えばもうこれ間違いなく映像に影響受けてるわけですよね。なんつうかバッドテイスト系っつうのかちょっとアレな映像を流すVJにやられたこともあれば、なんかこう具合の悪くなる色の組み合わせをフラッシュでバシバシ見せられる、みたいなのでフラフラになっちゃったり。ああ、こんな影響あんのか、と。じゃ全然添え物じゃないじゃんむしろフロアのお客さんのコンディションすら変えちゃうかなり危ないものを扱ってんじゃねえか、と。思ったわけです。

じゃあそんな危ないもん無いほうがいいだろっていったらそうではなく、その影響力がプラスに働ければこんな圧倒的な体験ができるものもないわけで。新宿リキッドクロージングパーティのEYE×宇川先生を体験してとんでもなく高揚してみたり、V∞REDOMSのLIVEとか、なんのパーティだか忘れたけどAGEHAで初めて見たBETALANDに度胆を抜かれてみたり、マイク・バンクスを筆頭にURが10年ぶりくらいに再来日、ジェフ・ミルズと一緒にやったときの最初の曲"Journey Of The Dragons"が演奏された瞬間のフロアの爆発感とスクリーンに写された和モノCGのシンクロっぷり、とか、映像と音楽が組み合わさって化学反応した時の有頂天な興奮がある、っていうのも分かるわけです。

音楽だけでパーティは成り立って、映像だけじゃパーティは成り立たないんだけど、音楽と映像が組み合わさった時の高揚感っていうのは音楽だけじゃ当然再現されないわけですから。映像が目から脳に入って解釈処理される流れと、音楽が耳から脳で処理される流れは当たり前だけど違うわけで、言ってみれば音はアタマを殴るようなもんでガーンとすぐに影響がでる。その代わり影響が消えやすい。対して映像は情報量が重いので処理に時間がかかるし、解釈も何パターンもできる、だからボディブローのようにゆっくりと効果が出る。その代わり影響が一回貼り付いちゃうとなかなか剥がせなくなっちゃう。

効果も役割も違うものが、その波のピーク時にうまく交差したらそりゃとんでもない爆発力なわけです。
今まで自分がVJやってるのも、一度くらいその境地を見てみたいなあと思うからなわけです。

長々書きましたが、"VIDEOGRAM"っていうパーティの何が面白いって"目先が変わる"ってことなんだと思います。切っても切れない映像と音楽の関係を、映像側から見てみるというか。おおげさか。でも"色んな見せ方があるもんだなー"ってのを見れるだけでもなかなか価値のあるパーティだと思うんですよ。















[ 2013/07/30 18:03 ] VJ | TB(-) | CM(-)